SFC風来のシレン研究ノート

元々ブロマガでやってたやつ

SFC風来のシレンの最近の話題と現状の課題について:序

最近懲りもせずまたtwitterを初めたのですが、
https://twitter.com/gm3_0plus1_0

そこで書き連ねてるシレンについての文章をこっちにもまとめておきます。

テーマは「SFCシレンにおいて、今我々が『できないこと』とは何なのか」ということです。

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 SFC風来のシレンにとって重要なことは、もはや「何ができるか」ではなく、「何ができないか」なのだ。

 剛魔窟やシレンランキング最盛期から20余年に渡って語り継がれてきたこのゲームの謎の挙動や、改造コードなどで知られていた一部の不可侵データについては、CHUNSOFT管理人様を始めとする解析勢と、回想バグから始まったいわゆるシレン学会関係者の手によって、既知のものはほとんど全て解明されたと言っていい。

 それらのできるようになった「過去の主な未解決問題」を、数学の未解決問題群であるミレニアム問題とGB版シレンのデレン-ミレンになぞらえて、ここではデレニアム問題と呼ぼう。

デレニアム問題は昔から知られていながら実現できていなかった、シレンジャーの興味を惹き続けてきた以下7つの問題群である。

1:倍速状態が解けない、いわゆる永久倍速の方法
2:がいこつまどうの杖を投げると敵が肉になることがある、いわゆる怨念杖の方法
3: 投げ矢、時限爆弾といったボツ罠の生成

4:パルテノスXの出現または生成方法
5:アイテムとしての黄金の羽根の生成及びデバッグモードの呼び出し
6:追加ダンジョンへのアイテム持ち込み
7:デバッグルームの到達

やや作為的に選んだデレニアム問題だが、とにかくこれらは全て肯定的に解決済みであり、7を除く全ては風来のシレンwikiや裏CHUNSOFTに詳細な手順が書かれている。

さて冒頭で述べた通り現在の興味は「何ができないか」なのだが、そこに至る準備としてデレニアム問題の解説から始めようと思う。


(続く:http://ch.nicovideo.jp/gmQ/blomaga/ar1672706