SFC風来のシレン研究ノート

元々ブロマガでやってたやつ

「その時ニコ生ゲーム界が動いた」~前置き

「ユーザー生放送とは、ユーザーがニコニコ生放送を行えるサービスである。

2008年12月12日、ニコニコ動画(ββ)と同時に開始されたニコニコ動画の関連サービスの1つ。」
運営が様々な番組を配信してきた「ニコニコ生放送」で、ユーザーもオリジナルの内容を配信できるようになったという触れ込みで開始された。」
ニコニコ大百科より)



ニコニコ生放送は、12月12日当初、現在の100分の1。50枠しかありませんでした。

たった一月後にはそれが2倍の100枠になるわけですが、
それでも当時のユーザーは大喜びしたものです。

さて。

たった50枠の時代から、ニコ生はその「枠数100倍」という数値を遥かに超えるほどに、
量的、質的、知名度的にも、爆発的に進化を続けていったということは、皆さんある程度ご承知のとおりだと思います。

こうしてニコ生がある種の文化圏までに成熟したということは、
そこに「歴史」というものが当然、そして濃密に存在します。

そのほとんどの歴史は、光のように早く進んでいった全体のニコ生史の中で、
語られることもなく消えていったものも多数ありましょう。

しかし、ニコ生ゲーム界に限って言えば、50枠の時代から現在に至るまで、
時には祭りのように騒がしく、時には糸くずのようにか細い、
とはいえ一連の歴史というものが、一部では存在しています。

50枠から視聴者であり、ニコ生ゲーム関係の大きな転機の一部にも関わってきた自分は、
ある意味でこの歴史を語り残せる(おそらく)数少ない人間の一人。

そこに意味があるのかは分かりません。
ただ、僕の体験の中には歴史的な経緯が、物語がある。
それをただ、消えてしまわないようにと思う、ただそれだけのことです。


歴史は人間自身がその対象である
歴史に内在する一つの条件は
歴史が人間のことを把握し
理解し
分からせるよう努めることである
byレオポルト・フォン・ランケ


それでは、その物語を。すこしだけ紐解いてまいりましょう。

次→http://ch.nicovideo.jp/gmQ/blomaga/ar132581