ガイバラバグを整理したい(加筆修正)
回想バグの展開に関する動画をまとめようとしてるんですが
どうしてもここの理解が避けて通れなさそうなので…
※以下、すっごく長くなってしまったのでお時間があるときに
・言葉の定義
ざっくりとこのバグで起こせることの全体をガイバラバグ、と呼んでるわけですが
この状況をもう少し細かく定義しましょう。
1:「山頂の街で」
2:「逃げピータン中にサルヤマに蹴られると」
3:「バグ座標にワープする」(実際は(0,0)だそうです)
ガイバラバグの中核はこの3要素のみ、とまず決めましょう。
更に、「山頂の街」に、多数のバグ状態があるのも周知のことかと思われます。
そこで、どの山頂の街なのか、を表現する方法も決める必要があります。
これは上の動画でも似たようなことをやりましたが、
「階段を進んだ時にどの階層に行くか」から定義ができると思います。
つまり、通常の山頂の街を「山頂の街7F」と定義し、
階段を降りたとき20Fに進むバグった山頂の街を「山頂の街19F」
と定義します。
実際、「山頂の街26F」のマップチップがムゲン幽谷(26F)と一致しているので、
直感的にもわかりやすいかと思います。
(なお、例えば地下水脈の村マップの山頂の街は、「山頂の街(地下水脈)」とでも書くようにしましょう)
こうすると先の3要素のうちの1は、
1’:「山頂の街7Fで」
ということになりますね。
次にバグ座標の表現を定義します。
バグ座標自体の階層は定義が難しそうな気がしますが、
この場合バグ座標のフロアは前いたフロア+1のようです。
そうすると、サルヤマに蹴られた時最初に飛ばされるバグ座標は、
「山頂の町8Fのバグ座標」となります。
これらをまとめると、ガイバラバグとは
1:山頂の街7Fで
2:逃げピータン中にサルヤマに蹴られると
3:バグ座標8Fにワープする
と、なります。
・応用
バグ座標からワープする際、
その場でワープするか一歩以上動いてからワープするか
でその後の挙動が変わることが知られていますね。
実際、上の動画では白紙の巻物を使ってその場でワープしたわけですが、
ワープ先はマップチップがダンジョンの山頂の街で、
かつ、階段を降りると20Fに進んだので、「山頂の街19F」ですね。
一方、一歩動いてからワープすると、見た目は同じく山頂の街ダンジョンですが
これは階段を進むと9Fに進むため、「山頂の街8F」となります。
まとめるとこうです。
→ →
山頂の街7F バグ座標8F 一歩動いてワープ 山頂の街8F
↓
↓動かずにワープ
山頂の街19F
次に、7F以外の山頂の街は、建物の入口から同様にバグルームに進みます。
上の動画では山頂の街19Fからバグ座標19Fに進み、そこから一歩動いてワープすると
山頂の街20Fに進む、ということを示しました。
→ →
山頂の街19F 倉庫等に入る バグルーム19F 一歩動いてワープ 山頂の街20F
・山頂の街(二面地蔵の谷)の謎
さて、山頂の街7Fからバグ座標で一歩動いてワープを二度繰り返して、
山頂の街9Fにたどり着いたとします。
通常の9F(ネブリ山廃坑)は、階段を降りると二面地蔵の谷に進みます。
山頂の街9Fも、階段を進むと二面地蔵の谷に進みます。(だから9Fと定義)
ここで、山頂の街9Fの建物(?)に入ると、
バグ座標(二面地蔵)になっています。
→
山頂の街9F 家に入る バグ座標(地蔵)
このバグ座標(二面地蔵)は、見た目以外にも複数の異なる特徴があります。
見えない壁に囲まれており、しかも死神などで唯一抜けられる
左上方向は、次のバグ座標に飛ばされてしまいます。
(つまり「バグ座標(10F)」)
そのため、「一歩進んでワープ」が出来ない状況にあります。
→
バグ座標(二面地蔵) 死神で左上移動 バグ座標10F
ここから更に一歩動いてワープすると山頂の街10Fに進みます。
→ → 階段を降りると11Fに
山頂の街10F
山頂の街10F以降は、とりたてて変わったことが起きるわけではなさそうです。
問題はバグ座標(二面地蔵)から動かずにワープした場合で、
これは山頂の街(二面地蔵の谷)に飛びます。
→
バグ座標(二面地蔵) 動かずにワープ 山頂の街(二面地蔵)
山頂の街(二面地蔵)は、マップチップが二面地蔵の谷ですが、
実際は橋っぽいとこ以外も歩けるし、NPCもフロアの形状も山頂の街そのものです。
これまでの流れで言えば、
山頂の街(二面地蔵)の階段を降りると10Fに、
山頂の街(二面地蔵)の家に入るとバグ座標10F
になりそうなものなのですが、どちらもそうはなりません。
まず、山頂の街(二面地蔵)の家に入った場合。
これはバグ座標(二面地蔵)に戻ります。
つまり、山頂の街(二面地蔵)→バグ座標(二面地蔵)→(動かずにワープ)→山頂の街(二面地蔵)…
の形でループしてしまいます。
一方階段を進んだ場合は、よくわからないバグフロアに移動します。
このフロアは、
・降りてすぐは「山頂の街」と表示される
・マップチップは二面地蔵の谷だが、フロアの形状は二面地蔵でも山頂でもなく、
壁さえないだだっ広い空間になっている(横にダッシュすると延々と走る)
・音楽はない
・ロード画面では「山頂の街」と表示されているが、
ロードしようとするとフリーズしたり突風が吹いたりする
と、いった特徴があります。
今までの表現では定義できないので、とりあえず「バグフロア(二面地蔵)」とでも呼びましょう。
・おさらい
さて、山頂の街7Fからバグフロア(二面地蔵)までの全体の流れを整理します。
山頂7F→バグ座標8F→(動かずワープ)→山頂19F→バグ座標20F→山頂20F…
↓(動いてワープ) ↑(動かずワープ)
山頂8F→バグ座標9F→→┘
↓(動いてワープ) ┌→→→(死神で左上)→バグ座標10F
山頂9F→バグ座標(地蔵)←←┐ └(動いてワープ)→山頂10F
↓(動かずワープ) ↑(家等に入る)
山頂(地蔵)→──┘
↓(階段を進む)
バグフロア(地蔵)
なお、バグフロア(地蔵)は、
シレンwikiの「ガイバラの屋敷バグ」にある「他ダンジョン潜入」に記述されている
「二面地蔵の谷っぽい山頂の町」のことです。
動画ではこれで報告されている内容ですね。
さて、通常のバグ座標nF
については、「動かずワープで山頂19Fへ、動いてワープで山頂nFへ」という挙動は共通しています。
・今後の展開
さて、ガイバラバグによって行ける各種のマップ、フロア、バグルームをまとめると
通常の山頂7F 通常のバグ座標 7F以外の山頂
(地蔵を除く)
バグ座標(地蔵) 山頂(二面地蔵) バグフロア(二面地蔵)
などが見つかっています。
つまりマップチップが二面地蔵の状態は、
通常の二面地蔵の谷も含めると少なくとも4種類存在するわけです。
このあたり、この
「階段を進んだ先がnFなら、バグった街は『街(n-1)F』とする」
という方法でどうにか意思疎通を取りやすく?して、情報を共有できたらなあ、と思っています。
特に4つの二面地蔵の谷については上に挙げた
・通常の二面地蔵の谷
・山頂の街9Fの部屋から行けるバグ座標(地蔵)
(または山頂の街(二面地蔵)の部屋からもいける)
・山頂の街(二面地蔵の谷)
・バグフロア(二面地蔵の谷)
のどれを指すのかを明確に区別する必要があります。
回想バグを応用した出口取得バグを使うと、
これらのマップで出口や入り口を置いたり置き換えたりすることで、
更に別の場所に行くことができるわけですね。(…ですよね?)
そもそも、山頂の街以外からバグ座標への移動が報告されているわけですから、
たとえば「渓谷の宿場7F」みたいなことも起こってる…んだと、思うのですが
できれば、冒頭で定義した3つの要素
1:山頂の街7Fで
2:逃げピータン中にサルヤマに蹴られると
3:バグ座標8Fにワープする
以外のきっかけで移動したバグ座標(出口取得バグによる移動など)については、
混乱を避けるためにガイバラバグと表現するのは控える方が良いような気がします。
まだ僕自身もきちんと調査できていないので、此処から先はあまりわかっていません。
定義の抜けや改善点などがあれば修正しますので、ご意見やこれに沿ったご報告など頂けたら幸いです。
…僕もはやくデバッグルームを見たいなあ
どうしてもここの理解が避けて通れなさそうなので…
※以下、すっごく長くなってしまったのでお時間があるときに
・言葉の定義
ざっくりとこのバグで起こせることの全体をガイバラバグ、と呼んでるわけですが
この状況をもう少し細かく定義しましょう。
1:「山頂の街で」
2:「逃げピータン中にサルヤマに蹴られると」
3:「バグ座標にワープする」(実際は(0,0)だそうです)
(バグ座標)
いろいろ応用があるわけですが、ガイバラバグの中核はこの3要素のみ、とまず決めましょう。
更に、「山頂の街」に、多数のバグ状態があるのも周知のことかと思われます。
そこで、どの山頂の街なのか、を表現する方法も決める必要があります。
これは上の動画でも似たようなことをやりましたが、
「階段を進んだ時にどの階層に行くか」から定義ができると思います。
つまり、通常の山頂の街を「山頂の街7F」と定義し、
階段を降りたとき20Fに進むバグった山頂の街を「山頂の街19F」
と定義します。
実際、「山頂の街26F」のマップチップがムゲン幽谷(26F)と一致しているので、
直感的にもわかりやすいかと思います。
(なお、例えば地下水脈の村マップの山頂の街は、「山頂の街(地下水脈)」とでも書くようにしましょう)
こうすると先の3要素のうちの1は、
1’:「山頂の街7Fで」
ということになりますね。
次にバグ座標の表現を定義します。
バグ座標自体の階層は定義が難しそうな気がしますが、
この場合バグ座標のフロアは前いたフロア+1のようです。
そうすると、サルヤマに蹴られた時最初に飛ばされるバグ座標は、
「山頂の町8Fのバグ座標」となります。
これらをまとめると、ガイバラバグとは
1:山頂の街7Fで
2:逃げピータン中にサルヤマに蹴られると
3:バグ座標8Fにワープする
と、なります。
・応用
バグ座標からワープする際、
その場でワープするか一歩以上動いてからワープするか
でその後の挙動が変わることが知られていますね。
実際、上の動画では白紙の巻物を使ってその場でワープしたわけですが、
ワープ先はマップチップがダンジョンの山頂の街で、
かつ、階段を降りると20Fに進んだので、「山頂の街19F」ですね。
一方、一歩動いてからワープすると、見た目は同じく山頂の街ダンジョンですが
これは階段を進むと9Fに進むため、「山頂の街8F」となります。
まとめるとこうです。
→ →
山頂の街7F バグ座標8F 一歩動いてワープ 山頂の街8F
↓
↓動かずにワープ
山頂の街19F
次に、7F以外の山頂の街は、建物の入口から同様にバグルームに進みます。
上の動画では山頂の街19Fからバグ座標19Fに進み、そこから一歩動いてワープすると
山頂の街20Fに進む、ということを示しました。
→ →
山頂の街19F 倉庫等に入る バグルーム19F 一歩動いてワープ 山頂の街20F
・山頂の街(二面地蔵の谷)の謎
さて、山頂の街7Fからバグ座標で一歩動いてワープを二度繰り返して、
山頂の街9Fにたどり着いたとします。
通常の9F(ネブリ山廃坑)は、階段を降りると二面地蔵の谷に進みます。
山頂の街9Fも、階段を進むと二面地蔵の谷に進みます。(だから9Fと定義)
ここで、山頂の街9Fの建物(?)に入ると、
バグ座標(二面地蔵)になっています。
→
山頂の街9F 家に入る バグ座標(地蔵)
このバグ座標(二面地蔵)は、見た目以外にも複数の異なる特徴があります。
見えない壁に囲まれており、しかも死神などで唯一抜けられる
左上方向は、次のバグ座標に飛ばされてしまいます。
(つまり「バグ座標(10F)」)
そのため、「一歩進んでワープ」が出来ない状況にあります。
→
バグ座標(二面地蔵) 死神で左上移動 バグ座標10F
ここから更に一歩動いてワープすると山頂の街10Fに進みます。
→ → 階段を降りると11Fに
山頂の街10F
山頂の街10F以降は、とりたてて変わったことが起きるわけではなさそうです。
問題はバグ座標(二面地蔵)から動かずにワープした場合で、
これは山頂の街(二面地蔵の谷)に飛びます。
→
バグ座標(二面地蔵) 動かずにワープ 山頂の街(二面地蔵)
山頂の街(二面地蔵)は、マップチップが二面地蔵の谷ですが、
実際は橋っぽいとこ以外も歩けるし、NPCもフロアの形状も山頂の街そのものです。
これまでの流れで言えば、
山頂の街(二面地蔵)の階段を降りると10Fに、
山頂の街(二面地蔵)の家に入るとバグ座標10F
になりそうなものなのですが、どちらもそうはなりません。
まず、山頂の街(二面地蔵)の家に入った場合。
これはバグ座標(二面地蔵)に戻ります。
つまり、山頂の街(二面地蔵)→バグ座標(二面地蔵)→(動かずにワープ)→山頂の街(二面地蔵)…
の形でループしてしまいます。
一方階段を進んだ場合は、よくわからないバグフロアに移動します。
このフロアは、
・降りてすぐは「山頂の街」と表示される
・マップチップは二面地蔵の谷だが、フロアの形状は二面地蔵でも山頂でもなく、
壁さえないだだっ広い空間になっている(横にダッシュすると延々と走る)
・音楽はない
・ロード画面では「山頂の街」と表示されているが、
ロードしようとするとフリーズしたり突風が吹いたりする
と、いった特徴があります。
今までの表現では定義できないので、とりあえず「バグフロア(二面地蔵)」とでも呼びましょう。
・おさらい
さて、山頂の街7Fからバグフロア(二面地蔵)までの全体の流れを整理します。
山頂7F→バグ座標8F→(動かずワープ)→山頂19F→バグ座標20F→山頂20F…
↓(動いてワープ) ↑(動かずワープ)
山頂8F→バグ座標9F→→┘
↓(動いてワープ) ┌→→→(死神で左上)→バグ座標10F
山頂9F→バグ座標(地蔵)←←┐ └(動いてワープ)→山頂10F
↓(動かずワープ) ↑(家等に入る)
山頂(地蔵)→──┘
↓(階段を進む)
バグフロア(地蔵)
なお、バグフロア(地蔵)は、
シレンwikiの「ガイバラの屋敷バグ」にある「他ダンジョン潜入」に記述されている
「二面地蔵の谷っぽい山頂の町」のことです。
動画ではこれで報告されている内容ですね。
さて、通常のバグ座標nF
については、「動かずワープで山頂19Fへ、動いてワープで山頂nFへ」という挙動は共通しています。
・今後の展開
さて、ガイバラバグによって行ける各種のマップ、フロア、バグルームをまとめると
通常の山頂7F 通常のバグ座標 7F以外の山頂
(地蔵を除く)
バグ座標(地蔵) 山頂(二面地蔵) バグフロア(二面地蔵)
などが見つかっています。
つまりマップチップが二面地蔵の状態は、
通常の二面地蔵の谷も含めると少なくとも4種類存在するわけです。
このあたり、この
「階段を進んだ先がnFなら、バグった街は『街(n-1)F』とする」
という方法でどうにか意思疎通を取りやすく?して、情報を共有できたらなあ、と思っています。
特に4つの二面地蔵の谷については上に挙げた
・通常の二面地蔵の谷
・山頂の街9Fの部屋から行けるバグ座標(地蔵)
(または山頂の街(二面地蔵)の部屋からもいける)
・山頂の街(二面地蔵の谷)
・バグフロア(二面地蔵の谷)
のどれを指すのかを明確に区別する必要があります。
回想バグを応用した出口取得バグを使うと、
これらのマップで出口や入り口を置いたり置き換えたりすることで、
更に別の場所に行くことができるわけですね。(…ですよね?)
そもそも、山頂の街以外からバグ座標への移動が報告されているわけですから、
たとえば「渓谷の宿場7F」みたいなことも起こってる…んだと、思うのですが
できれば、冒頭で定義した3つの要素
1:山頂の街7Fで
2:逃げピータン中にサルヤマに蹴られると
3:バグ座標8Fにワープする
以外のきっかけで移動したバグ座標(出口取得バグによる移動など)については、
混乱を避けるためにガイバラバグと表現するのは控える方が良いような気がします。
まだ僕自身もきちんと調査できていないので、此処から先はあまりわかっていません。
定義の抜けや改善点などがあれば修正しますので、ご意見やこれに沿ったご報告など頂けたら幸いです。
…僕もはやくデバッグルームを見たいなあ